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ニューストピック:「メキシカン・レボソ・コレクション」

メキシコに古くから伝わる伝統的な織物「レボソ (Rebozo)」。Global Pacífico Consultantsが保有する60数点のレボソのコレクションは、全てメキシコ屈指の匠達によって製作されたものです。弊社ではこれらのレボソを、美術館やギャラリーでの展示などにむけてご提供しております。

レボソ1

<レボソの歴史>

レボソとはメキシコに古くから伝わる伝統的な織物で、歴史に残っているだけでも15世紀後半から存在しており、その前はアヤテという名前でさらに昔から存在していたと言われています。専用の織り機(オタテ)で織られた布とその技術はヨーロッパの人々の注目の的となり、従来の木綿だけではなく絹や金・銀糸でも織られるようになり、18世紀にその絶頂期を迎え現在に至っています。


特別な人に心を込めてプレゼントする品とされてきたレボソは、恋する男性から愛する女性へ、親から娘へ、成長した子供達から母親へと送られてきました。レボソは身に纏う衣類として、赤子を包むおくるみとして、また市場での買い物かごとして、メキシコ女性の日々の生活に欠かせない大切なアイテムでした。しかしヨーロッパ人の到来とともにもたらされたペダル式の織り機の登場で、歴史あるオタテを使って織られたレボソは近年どんどん少なくなっています。




エバリスト・ボルボア氏伝統的な織り機「オタテ」

<「レボソの匠」エバリスト・ボルボア氏>

そんな中かたくなにオタテを使い続け、古き伝統を現代に伝えている職人がメキシコの「伝統工芸士」の称号を持つ「レボソの匠」エバリスト・ボルボア氏です。ボルボア氏は7歳でレボソの織り手となって以来、80年近くにわたって毎日レボソの製作に携わってきました。伝統的なオタテと寝室を共にし、糸の選択からデザイン、染色、織りまですべての行程を一人でこなします。ボルボア氏はいまだに伝統的なオタテを使ってレボソを製作していますが、それは近代の織り機とは違い、レボソの繊細さ、力強さ、そして品質を完璧に調節できるからです。


ボルボア氏の手によって5~6週間をかけて織られ、その後マクラメ技法という手作りの糸の房飾りが施されて初めて、世界に一枚だけの「エバリストのレボソ」が誕生するのです。


昔からの伝統技法を現代に伝える職人達の手によって長い時間をかけて製作されるレボソは、何世紀もかけて洗練されてきた美しさと力強さを合わせ持つ二つとない作品になります。今やメキシコでもなかなか見かけることのないレボソ。この素晴らしい伝統工芸品をぜひ日本の方々にも観ていただき、作品の一つひとつを通じてその長い歴史と文化を感じ取っていただければ幸いです。


レボソのコレクションに関するご質問、レンタルに関するお問い合わせは、弊社メールアドレスまでお気軽にどうぞ。お問い合わせ


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